コミュニティビジネスっていったい何? “CBのイロハ”を簡単にご説明します。

■そもそもコミュニティビジネスって何?

地域に住む住民が主体になって、地域の資源を活用することによって、より良い地域づくり、生活づくりに貢献するための事業活動のことを言います。
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ここでいう「コミュニティ」とは、コミュニティ・ビジネスの提唱者といわれる細内氏によると
中学校区をひとつの地域(コミュニティ)といわれています。
人口では、5000人前後から大都市では1万人くらいです。
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地域のために起こす事業(コミュニティ・ビジネス)は、無償活動ではなく、収益を得る事業活動です。
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コミュニティ・ビジネスは、地域の規模に応じた事業規模で、地域の遊休資源利用を通して、適正な利益を得られるように事業推進します。
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地域の隠れた資源の掘り起こしや再生などに一役買うということも重要です。
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これまでの事例としては、初期的な補助金や行政の受託事業など地域の行政などとの連携を通し、
力をつけつつ、自主運営化に発展するケースが多く見られます。
つまり、ハイリスク・ハイリターンといった事業とはことなり、よりよい街づくり、自分起こしなどのために、等身大ではじめる起業へのチャレンジが広く開かれるように、ローリスク・ローリターンの事業といわれています。
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コミュニティ・ビジネスが育つ土壌づくりにおいては、行政や社会貢献を進める企業の理解が欠かせません。
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より多くの地域住民を巻き込みながらネットワーク網を作ることもコミュニティ・ビジネスでは重要です。
(ア) 活動の支援者として、
(イ) 雇用者として、
(ウ) サービスをうける消費者として、
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提供するサービスは異なっても、共通する目的がコミュニティ・ビジネスにはあります。それは、地域と住民と事業者の共益、共生の理念に基づく事業推進活動です。これがコミュニティ・ビジネス活動の第1目的と考えられています。この点が、従来の私益追求の事業と一線を画する点です。
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■“ボランティア”でなく、“ビジネス”が求められるのは何故か?
地域に住むひとりとして「自分起こし」、「地域の問題解決」、「新しい社会関係づくり」これらを地域の活動・事業として継続的に運営していくためにバランスのとれた経営が求められます。コミュニティ・ビジネスは、単発的なボランティア活動ではないということです。
■現代社会において、既存の領域ではサポートできない領域をしっかりフォローするのがCB。
これについては細内氏の分析がわかりやすいと思われます。下記のURLを参照ください。従来いわれている行政セクター(第1セクター)、企業
セクター(第2セクター)、市民セクター(第3セクター)それぞれどれにもかかわりつつ、そのどれもができない隙間を埋める活動を事業化すると考えられています。
http://www.mhr-cci.or.jp/dantai/syouei_kai/enquete/07_01_01.htm
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■何故、今コミュニティビジネスが注目されているのでしょうか?
    
コミュニティ・ビジネスは現在の閉塞した日本社会再生に一石を投じると考えられています。
グローバル化する経済システム(経済の世界市場化、世界規模の競争原理の強化システム)だけでなく、別の経済システム構築(地域(ローカル)に根ざした経済のしくみ)の可能性をめざし、コミュニティ・ビジネスでは次の点が重要といわれます。
(ア) 企業中心(市場原理に基づく極端な競争を強いられる労働システム)の働き方だけでない、別の働き方や生きがい、自己実現のもうひとつの手段という側面
(イ) 住んでいる地域内で事業を行う点で、極端な職住分離を強いる労働環境の改善(企業中心社会で地域は寝るだけという考え方を変えるために)への視点
(ウ) 地域の内にある今日的な地域の問題解決に取り組む視点(行政でも、大企業でもなかなか取り組めない隙間の地域事業)
(エ) 地域資源の再利用・再開発による、地域ない仕事創出、雇用促進に貢献することによって、地域内での経済基盤の確立を目指そうとする点
(オ) コミュニティ・ビジネスが発展する過程は、これまで分断されてきた関係を反省しつつ、新しいつながりを作る過程でもあります。
■どんな分野のサービスがあるの?
主に、福祉・医療、健康づくり、教育・子育て、雇用創出、環境、地域産業の活性化、まちづくり、工芸や芸術の振興、情報サービス、中間支援としてコミュニティビジネスサポートなどがあげられます。
*参考文献:『コミュニティ・ビジネス』細内信孝著 中央大学出版部
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