リサイクルKASAYA

楽しく環境保全。“捨てられた傘”が、愛情と技で○○に大変身!
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活事業形態:任意団体
事業分野:環境保全型
活動地域(県市町村名):北九州市内(小倉、若松、門司、八幡)
住所:福岡県北九州市門司区別院3−27
TEL:093-371-2424 ・FAX:093-371-2424
e-mail:
URL:
設立年月日:1998年10月
代表者: 内田 扶佐江
事業主の人数:
活動スタッフ数:20名
設立時の協力者(サポーター)の有無:
協力者の詳細:
設立時の資金調達について:資金なし
設立時の人数:200名
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設立のきっかけ、経緯

設立以前から、代表者内田さんの町内の老人会で様々な取り組みをしており、皆で集まっては「何か役に立つことをしたいね〜」という話を常にしていたといいます。
はじめは、「スーパーでもらうビニール製の買い物袋では環境によくない」と、町内会で「何回も使える買い物袋」を作ったらどうかということで作り始めました。
さらに環境に優しいことがなにかできないかと様々検討し、「捨てられた傘」を何かに利用できないか、環境保全に一役買えないかと内田さんが提案したのがきっかけで、町内会の行事として活動が始まりました。
始めたころのエピソード

町内会の200人という人数で始めたのですが、時が経つにつれて、引越しをする人が多くなったりと参加する人が少なくなってしまったときも。
また、町内だけでは捨てられる傘の本数はそんなに多くなく、大量の傘を集めるため、福岡県の第三セクター「刈田エコプラント」に傘をもらえるよう、議員さんに同行していただき、お願いに行ったこともあったそうです。今でも継続し、月に一回廃棄する予定の傘を「刈田エコプラント」より提供いただいています。
活動の経緯
NPO化を考えたこともありますが、任意団体で行った方がいいということで、現在もそのまま任意団体として活動を続けています。
活動内容
まだまだ新品に近い傘を集め、洗浄し、布の部分を利用し、エプロン、手提げなどを制作、販売しています。
現在、月に一度、廃棄予定の傘を「刈田エコプラント」にご提供いただいていますが、捨てられた傘の総数にも驚きますが、新品同様のきれいな傘がたくさん捨ててあるのには、さらに驚かされます。
まず、集めてきたきれいな傘を洗浄します。次に傘の布だけをほどき、乾かしてアイロンをかけ、一枚の布にします。この布を組み合わせて、エプロンや手提げ、ブローチ、腕カバー、髪飾りなどの商品を作っています。
作った商品は不定期ですが、北九州市内の市民活動サポートセンター「MOVE」の中でフリーマーケットを開き、販売しています。
現在は20人くらいで活動中。若い女性もメンバーとして参加し、会計のサポート等をお願いしています。
その他

■活動をはじめてよかったと思う点、思う瞬間
高齢になると、何かの集まりに行った時、荷物を一つのところに集めると、後で自分の荷物がどれなのかわからなくなり困ることがよくあります。お客さんから「なにか目印みたいな物を作って!」とリクエストされて、オリジナル商品として制作してみたら、意外に好評で、みんなに「これがあったから助かった」と喜ばれると本当に嬉しいです。
しかし、それ以上に自分達が毎日楽しく過ごせるようになった事が一番幸せ。今は毎日が楽しくてたまりません。
また、刈田のエコプラントまでかなりの距離があるので、自分達で車を運転して毎月いっていますが、それが楽しみの一つとなっています。
エコプラントには、たくさんつつじが植えてあり、とてもきれいです。「ごみ捨て場なのに?」と思う人もいるかもしれませんが、ゴミの匂いなんか一切しませんし、建物もとてもきれいです。花の季節は、特に美しく、毎回そこに行くのが楽しみでしかたありません。従業員さんとも親しくさせていただき、みなさんと花に囲まれて昼ご飯をご一緒したりと、ちょっとした“ピクニック”を楽しむこともあります。
■現在の問題点
刈田のエコプラントより提供いただいている傘の数が減ってきています。以前は、毎月300本ほどありましたが、今では150本くらい。その他の行政機関に交渉中だが、うまく行かず、現在、頭を悩ませています。
■今後の目標
環境保全への寄与できればと活動していますが、継続的にやっていくために、「好きな事を好きなようにやる」を念頭に置いています。特に大儲けをしようとも思っていません。しっかりしたものを制作することが自分達の喜びであり、そして、それを買う人も喜んでいただける。そういうスタンスで、この活動を続けていきたいです。
■PR方法
お客さんから、お客さんへの口コミ
■主な商品(サービス)とその価格
エプロン 1000円
ブローチ 1000円
手下げ 500円
腕カバー 300円 など
■特徴・こだわっている点(差別化)
常に品質のいいものをつくる。
■ビジネス性のポイント
交通費、弁当代はかかっているけど、基本的に材料費が無料という点。町内会という小さいな範囲で無理なく始めて、徐々に範囲を広げていっている点。
■スタッフより
「きちんとしたものを作れば売れる」という信念を持って活動されていますが、実際に、その商品の良さと良心的な価格が受け入れられ、次々に口コミで広がるという理想的な展開を見せています。
また、同じような活動をしている団体が他にもありますが、対価をもらわないボランティアでやっていたためか、長続きせずに活動自体を辞めてしまったところもあります。一方で、「リサイクルKASAYA」では、等身大のビジネスとして継続的に運営。これが、成功の要因の一つではないでしょうか。
また、代表の内田さんは、79歳(平成15年現在)とのことですが、取材時も家の急な階段を、手すりも使わずにサッサッと駆け上がっていらっしゃいましたし、刈田のエコプラントまでもご自分で運転されるとのこと。この生き生きとした元気さが口コミで広がり続けている「リサイクルKASAYA」の原動力なのだと実感しました。
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